モリオの不定期なblog

映画・特撮・アニメの感想や思った事を書きます。宜しくお願いします。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

限定された空間を用いた作劇、想像力を刺激され魅了された88分間<THE GUILTY/ギルティ・感想・ネタバレ>

初めは鑑賞する予定どころか、作品の事を知っていませんでした。しかし、Twitterにて『ギルティ』という映画がある事を知りました。「映される場所は一箇所のみ、と限定されれている。」という評判を耳にし気になり始めたタイミングで兄弟に鑑賞を誘われたの…

何故オリジナルを知らないのに、リメイクやリブート作品を観るのか?

以前『シティーハンター』の感想を書いた際に、以下のような事を書きました。 かつて一世を風靡した作品が、時代を超えてリメイクやリブートされる事が国内外を問わず行われている現在。当時その熱狂の渦の中にはいなかった私も、こういった作品は観てみたい…

『スパイダーマン:スパイダーバース』予告編を観ただけで泣きそうになる理由

公開日が近づきファンの期待が日に日に高まっている『スパイダーマン:スパイダーバース』。公開の一週間前にIMAX限定の先行上映を実施するなど、配給側が「3月は一人勝ちする。」と言わんばかりの気合の入れぶりを見せています。私も当然、ムビチケを購入し…

本作は果たして、時代の空気を読めていたのか?<劇場版シティーハンター 新宿 PRIVATE EYES・感想・ネタバレ>

かつて一世を風靡した作品が、時代を超えてリメイクやリブートされる事が国内外を問わず行われている現在。当時その熱狂の渦の中にはいなかった私も、こういった作品は観てみたい。そういった作品に対して憧れみたいな物を感じているし、リメイクやリブート…

刑事(デカ)である征陸智己が、須郷徹平に残した物とは?<PSYCHO-PASS サイコパス:SS Case.2・感想・ネタバレ>

3ヶ月連続で公開している『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』。早くも二作目が公開されました。一作目『Case.1 罪と罰』では、メインの登場人物である宜野座伸元と霜月美佳、両名の成長した姿と活躍が存分に描かれていました。対して本作『Ca…

「位置について、よーい………ドーーーン!!!」徒競走みたいなアクション、王道な作りを極めた傑作<アクアマン・感想・ネタバレ>

正直な事を言わせていただくと、単純にデザインがあまり好みではないという理由で最初はあまり楽しみにはしてなかったんですよね。「まあ、公開終了までに観に行けば良いか。」くらいに思ってたんですけど、いざ公開が始まってみると物凄い評判、急遽観に行…

ガシャンガシャンしてなくても良い!いや寧ろだからこそ良い。アイアンマンマーク50が最も好きな理由。

【ムービー・マスターピース DIECAST】『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』1/6スケールフィギュア アイアンマン・マーク50 出版社/メーカー: ホットトイズ メディア: おもちゃ&ホビー この商品を含むブログを見る 『アベンジャーズ:インフィニティ…

<PSYCHO-PASS(サイコパス)>過去作と新作SS:Case.1の違いから考える、SSへの期待

『PSYCHO-PASS サイコパス SS』を鑑賞以降、サイコパス熱が再燃してしまった現在。(作品を知らない人が見たら、ヤバイ人だと思われそうな文面。)そこで改めて、現在展開中の『Sinners of the System』(以下SS)と、過去作(テレビシーズ)を比較すると共に『PSY…

殺人者には人殺しの演技はできない

出演者やスタッフの行いにより作品の受賞がなくなったり公開されないなどの事態が最近話題になっています。海外でも監督の過去の発言が取り上げられて、結果的に新作の監督を降板する事態にまで発展したケースも。その中で議論される事が「作品と作った人は…

「大きくなってますよね?」変身前後におけるベルトのサイズ変化について

『仮面ライダービルド』から、再び毎週観るようになった仮面ライダーシリーズ。そんな私のような視聴者層を狙うかの如く、各仮面ライダーの1・2話がYouTubeで公式に公開されています。現在テレビで放送さえているシリーズだけでなく配信などでも少しずつ鑑賞…

祝一週間連続更新。継続的な更新について。

ブログを始めて早くも約三ヶ月経とうとしています。そんな中、遂にというか、やっとと言うべきか、一週間連続でのブログ更新を達成致しました。(本記事を除いて。) 始めはなかなか一つの記事を作るだけでも時間が掛かってしまい、時には一週間も更新が空い…

おもちゃが多くて最近の子供たちは大変だなと思う話

仮面ライダービルド以降、再び仮面ライダーを毎週鑑賞しています。仮面ライダーのデザインへのモチーフの落とし込み方が平成初期の頃よりもストレートだったりと、自分が子供の頃に観ていた時との変化に対して非常に新鮮に感じています。掃除機がそのまま腕…

『仮面ライダージオウ(ZI-O)』に存在する強い違和感

平成最後の仮面ライダー『仮面ライダージオウ』。『平成ジェネレーションズFOREVER』も公開され、早くも21話に突入。ついに待望の龍騎編、じゃなくてリュウガ編、真司君だけでなく編集長も登場し懐かしさに浸っています。蓮くんも出て欲しい… (いきなり余談…

入場者プレゼントが非常にかさばる問題

映画館で鑑賞する際に配布される入場者プレゼント。特に特撮やアニメ作品だと一度だけでなく二度三度と、複数回にわたり異なる入場者プレゼントが配付されます。得した気分にはなるので入場者プレゼントは基本ウェルカムです。しかし、時々困る事があります…

映画のテレビ放送におけるカットについて。『劇場版 PSYCHO-PASS』の●●●●のカット。

映画がテレビ放送される際には、往々にして発生するカット。放送可能な尺は限られている為、記録的大ヒットした作品でもない限りノーカットは望めません。そもそもテレビ放送のカットに対して気になるほど作品が好きなら、Blu-rayやDVDを買っていると思いま…

スパイダーバース吹き替え版の布陣から感じる配給側の本気度

今年の3月8日(金)に公開を控えている『スパイダーマン:スパイダーバース』。少しずつ映像が公開され期待感が高まる中、吹き替え版の担当声優も発表されています。私は吹き替え版の布陣に配給側のただならぬ本気さを感じています。 まずは主人公のマイル…

「全ての日本人に問う。」その言葉に偽りなし。日本企業の風土を描いた秀作<七つの会議・感想・ネタバレ>

池井戸潤さんの手がける様々な小説を読んだ事はなく、テレビで放送されている(主にTBSの)ドラマをいくつか鑑賞した事があります。少し過剰にも思える役者陣の演技、それを目一杯見せると言わんばかりの顔のドアップ、加えて登場人物の善悪の明確な立ち位置…

マーベルポップアップストアに行き衝撃を受けた話

近年のヒーロー映画、特にマーベルのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の盛り上がりはとてつもないものです。今年もアベンジャーズ最新作は勿論、スパイダーマンはなんと2作品の公開が控えています。非常に楽しみです。そんな中、映画を見に行っ…