明けまして、おめでとうございます。ブログを始めて5年目に突入しました。弊ブログを読んでくださった方、記事に星をつけてくださった方、読者登録してくれた方、本当にありがとうございます。
本年も宜しくお願いします。昨年に引き続き、映画の感想をはじめ、様々な記事を書いていきたいと思いま…
と言いたいところなのですが、昨年公開した記事の数は6件。1年は365日もあるのに、記事は6件。「不定期って言いながらも定期的に更新してる」という感じを目指したいと思っていたのにこの体たらく。不定期にも程がある。
この際、不定期だと開き直ることも選択肢の一つなのですが、そんなことしたら本当に年1回更新なんてことにもなりかねない。「映画の感想を書くことを続けたい」という気持ちが潰えていないことを自覚している限りは、ブログの更新頻度を増やしていきたい所存です。
というわけで、本年一発目の記事を2023年の回顧と2024年の抱負の機会とし、現状の脱却を図っていきたいと思います(この記事が1月下旬の時点で…とは思わないでいただけると幸いです)。
まずは2023年の回顧です。ここから始めないことには、2024年の抱負もあったものではありません。考えるべきは、これほどまで記事の更新が滞った原因ですが、それは「二兎を追う者ものは一兎をも得ず」状態に陥っていたことだと思われます。
映画、TV、ゲーム、プラモデル、ブログなど、「あれをやりたい。これもやりたい」という思考だけが膨らんでいき、頭の中で混在した結果、色んなやりたい事の境界線が曖昧になって、結局目の前のことに集中できなくなっていました。しかも、感想を書けずにいると記憶や気持ちが風化していくので、「早く書かないと」と焦りを感じてしまう。それが続くと、いつの間にか「やりたい」ことが「やらなければ」に寄っていってしまい、「あれも、これもやって」という義務感に染まった思考だけが回っている状態に陥ってました。
そうした頭の中の配線が間違えているかのような状態だと、自分の考えを文字におこすことも上手くいかず、ブログと同じタイミングで始めたTwitter(現X)でも、思うように感想を呟けていませんでした。ブログに比べると一度に書く文字数が圧倒的に少ないにも関わらず、無理やり捻り出すかのように書いて、辛うじて1ツイートの状態。書き出したことをまとめられないならともかく、書き出すことでさえ困難でした。
そうした中でも、集中して臨めていたのが映画観賞です。外の情報を遮断し、巨大なスクリーン・スピーカーから出てくる情報を受けとることに特化した映画館。その環境は「今はこれしかできない」という状態を作り出し、「今はこれに集中する」とスイッチを入れてくれていました。時間も決まっている・限られているため、「やらなければ」思考にも陥らず頭の配線も狂っていませんでした。
自分がこれまでの人生で集中して取り組めた時はどんな状況だったかと考えてみると、学校・塾の自習室など、「特定のことをするための空間」だったことが思い出されます。自室ではなかなか集中できなかった自分にとって、「形から入る」という言葉は、自分が集中できる環境を構築するという点で一理あるのだと、今更ながらに実感しました。
やるべき事・やりたい事、仕事・趣味、それらが混在する中でも、時間・場所と一つ一つ整理して取り組んでいける環境作りに、意識して取り組んでいきたいと思います。最終的には自然とスイッチが切り替えられるようにできることを目指します。
当たり前のことかもしれませんが、自分はそれができているつもりでできていなかった。良くも悪くも色んなことに慣れてきた今だからこそ、自分の振る舞い・生き方・考え方を見直し意識し、新鮮な気持ちを忘れずに日々を過ごしていきたいです。
新鮮な気持ちといえば、自分にとっての初めてのことがございました。アニメ『アイドルマスター ミリオンライブ!』を観たことです。「アイドル」というコンテンツそのものに熱中したことがなかったのですが、『ゴジラ-1.0』で大迫力かつリアルな映像を作り上げた白組がアニメーション制作をしている情報を知り視聴を決意。ライブシアターのこけら落とし公演へ向けて、アイドルたちが一致団結する熱いドラマに心を鷲掴みにされ、最後まで完走してしまいました。特に全3幕の内の第3幕は全3回も観にいってしまいました。
他にも『BLUE GIANT』『アリスとテレスのまぼろし工場』『北極百貨店のコンシェルジュさん』『グリッドマン ユニバース』と、とにかくアニメーションが強い年で、本当に楽しい映画体験をすることができました。
#2023年映画ベスト10
— モリオ (@mori2_motoa) December 30, 2023
⒈BLUE GIANT
⒉アリスとテレスのまぼろし工場
⒊北極百貨店のコンシェルジュさん
⒋シン・仮面ライダー
⒌グリッドマン ユニバース
⒍ゴジラ-1.0
⒎スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
⒏キングダム 運命の炎
⒐グランツーリスモ
⒑M:I/デッドレコニング PART ONE
#2023年映画ベスト10
— モリオ (@mori2_motoa) December 30, 2023
特選
アイドルマスター ミリオンライブ!
2023年の回顧はこれくらいにし…と思いきや、気付いたら2024年の抱負も話していました。今年も素晴らしい映画に出会えたらなと思っていたのですが、初手で傑作ともいえる作品に出会ってしまいました。
『BLOODY ESCAPE 地獄の逃走劇』観賞
— モリオ (@mori2_motoa) January 6, 2024
ヴァンパイア、ヤクザが繰り広げる荒唐無稽な闘争劇。そこで縦横無尽に暴れ回る改造人間の自由自在なギミックとアクションに心が躍る。
価値観は違っても同じ人間だと思わせる、居場所を求めてもがく者たちの共鳴・拒絶のドラマに感涙。#ブラッディエスケープ pic.twitter.com/3IMkt6zfSC
#2024年映画ベスト10
— モリオ (@mori2_motoa) January 7, 2024
⒈ BLOODY ESCAPE 地獄の逃走劇
これで決まりだな。
『映画大好きポンポさん』の「泣かせ映画で感動させるより、おバカ映画で感動させる方がかっこいい」というポンポさんの台詞を思い出しました。#ブラッディエスケープ https://t.co/OQ9Q6vflQz
— モリオ (@mori2_motoa) January 6, 2024
『BLOODY ESCAPE 地獄の逃走劇』という非常に物騒なタイトルなのですが、アクションのためのアクションではなく、ドラマのためのアクションが素晴らしい。彼らが戦うことそのものに哀愁を感じさせる作劇は素晴らしくて、ポリゴン・ピクチュアズがアニメーション制作する映画の中で最も楽しめた、と言っても過言ではありません。この作品の感想も投稿したいです。
映画観賞において幸先の良いスタートが切れた2024年。1月には『機動戦士ガンダムSEED』の劇場版が公開。2月には『映画大好きポンポさん』の再上映という、話題に事欠かない年になりそうですが、ブログの更新もそれに追いつけるように頑張っていきたいと思います。宜しくお願い致します。
昨日は大きな一区切りがあり、個人的にはこれで2024年が始まった感覚です。一所懸命に頑張ります。
— モリオ (@mori2_motoa) January 6, 2024
今年の抱負は「切り替え上手になる」です。昨年までは「二兎を追うものは一兎も得ず」状態になっていることに漸く気付いたので、今年はそれを解消していきたい。