近年のヒーロー映画、特にマーベルのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の盛り上がりはとてつもないものです。今年もアベンジャーズ最新作は勿論、スパイダーマンはなんと2作品の公開が控えています。非常に楽しみです。そんな中、映画を見に行った際に時間が少しあったので映画館の下のフロアにある『マーベルポップアップストア』という店に行ってみました。そこに行ってみた私は衝撃を受けました。
そのお店があるフロアを確認し早速行ってみると、そのフロアには女性向けのお店ばかりでした。まずその時点で驚くと同時に、少し気まずい思いをしながら探しているとフロアの一角に発見。
お店を見てみると、更に驚く事に女性客がいます。そりゃあ、女性向けの店が並ぶフロアにあるのだから女性がいるのは当然。しかし、私の知り合いにマーベルファンであったりマーベルのグッズを購入している女性の方が居ないので、その光景は非常に新鮮でした。
その店で取り扱われている商品を見てみると、主にマーベルのロゴやデフォルメされたキャラクターたちのイラストをあしらったスマホカバーやマグカップ、バッグです。一言で言うと、女性向けのグッズが多く扱われていました。
マーベルツムツム のせキャラ ソロ BOX商品 1BOX = 8個入り、全8種類
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- 発売日: 2017/04/27
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マーベル ダイカット パスケース Captain America & Iron Man SPAP583
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マーベル グッディバッグ Captain America & Iron Man SPAP589
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格好良さを推すというより可愛さが推されていました。こういったグッズは私も持っているのですが、主に取り扱っている店がある事は知らなかったのでとても新鮮でした。
グッズを買っている客層と映画や原作コミックを観ている客層がどれだけ一致しているのか、定かではありません。SNSを見ていると、どうやらマーベルのロゴなど、グッズに限定してマーベルの事を知っていたり関心がある方もいる様子。中にはブランドという認識を持っている方もいるようです。
しかし、「日常生活でも使えるグッズ」の展開を積極的に行なっている事は、どんな形であれマーベルの認知に繋がります。それが結果的に映画や漫画を見るきっかけになる事も考えられます。今回ポップアップストアを見てみて、昨今のMCUの盛り上がりを支えている要因が映画の外にある事を実感しました。
漫画や映画の枠を超えて認知度が高める事で、映画の公開時に作品が盛り上がる土台を作り上げる。ここ10年でMCUで積み上げてきた人気、盛り上がりは映画だけではなく、グッズなどによる認知の拡大も大きな要因なのだと思いました。
マーベルがディズニーの傘下に入った事による変化というか、影響を最も実感した体験でした。