モリオの不定期なblog

映画・特撮・アニメの感想や思った事を書きます。宜しくお願いします。

『ウルトラマンZ(ゼット)』主題歌の「強く優しく」という歌詞に涙してしまった話。

 ブログのタイトルに「不定期」とは入れつつも、あまり間が空き過ぎないようにしていましたが、すっかり更新が止まってしまっていました。コロナウイルスに起因して色んな問題が発生して、やらなくてはいけない事が沢山出てきてこの3ヶ月間物凄く忙しかったんです。

 

色んな映画の公開やテレビアニメの放送が延期になって、正直言うと安堵していました。休日出勤をする必要に迫られることは有りませんでしたが、かといって、映画館まで足を運んで2時間映画を観賞する気力がありませんでした。せいぜい自宅でテレビアニメや特撮作品を1〜2本観賞する程度。

 

そんな中、今年もウルトラマンの新作の放送スタートの時期がやってきました。例年よりも少し早いスタート。この状況で、ウルトラマンの新作を自宅で観ることができるのは、助かるというと大げさかもしれませんが、非常にありがたいです。

 

しかも本作は、自分を再びウルトラの世界に誘ってくれた『ウルトラマンオーブ』のメイン監督である田口清隆さんがメイン監督に再登板。期待値がカンスト状態、いや寧ろカンストしていない方がおかしいという、かなりハードルの高い状態となっております。しかし、その傍らで存在している、ハードルを易々と超えてくれるだろうという安心感。

 

発表会以降、指折り数えて放送を待ち続け、遂に放送日。リアルタイムでの視聴は叶いませんでしたが、彼の名をご唱和するべく、用事を済ませ次第、即視聴してまいりましたでございますよ!

 

ご唱和ください、我の名を!

 

 

 

 実写の映像の中に着ぐるみの怪獣が立っているかと思えば、模型の中に実写の部屋が映し出される。セットと実際の街、その境界線が限りなく無に等しく感じさせてくれる映像の数々に、ため息やら変な笑い、もう色んなものが漏れてきます。

 

 

そんな中、最初のオープニングで泣いてしまいました。

 

心に響くことはあっても、涙を流してしまうほどのことはそうそうありません。では何故、涙を流してしまったのかというと、それはきっと「ウルトラマンが凄いと思った。」からではないかと思います。

 


『ウルトラマンZ』第1話 特別配信「ご唱和ください、我の名を!」 -公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 1 -Official-

 

 

 

 直接的か間接的かは仕事によって異なるかとは思いますが、人は大なり小なり他の人の生活に関わる仕事をしています。3ヶ月前からコロナウイルスに関係する業務を行なっていたのですが、純粋に忙しく、沢山の人と関わって、結構大変だったんですよね。人のことを気にかけたり、その人に寄り添おうとすればするほど、自分自身が疲れてきて余裕が無くなっていく。

 

他の人のために頑張ることって凄く大変なんだなと、痛感したんです。

 

このことを考えてた時、ヒーローって凄いな、ウルトラマンって凄いなって思ったんですね。格好良いではなく、凄い。

 

果てしなく遠い星からやってきて、自分と同じ種族が一切いない環境でひたすら人を助けるために戦う。建物を壊したり何か失敗をしてしまえば、助けようとしている相手から批判の矛先を自分に向けられる。

 

この星を護りたい。その笑顔が見たい。傷つき倒れても構わない。強く優しく。

 

主題歌の歌詞の一部です。人や街を守ろうとしているにも関わらず批判されてしまう中で、どうして「傷つき倒れても構わない」と言えるのか、「この星を護りたい」と言えるのか。

 

だからこそ、その後に続く「強く優しく」という歌詞にひどく胸を響いたんです。心が強いからこそ、優しく在ることができる。この言葉にこそ、ウルトラマンウルトラマンたる所以が込められているのだと、自分が今までに出会ったウルトラマンたちのことを思い出して、そう思います。心が強いからこそ、ウルトラマンなのだと。

 

 

 

 ウルトラマンの凄さ、ヒーローという存在の尊さ、それを実感した今、ウルトラマンのように空を飛んだり、光線を出すことはできないけれど、番組を観て勇気の力をお借りしながら、ウルトラマンのように「強く優しく」ありたいと思いました。

 

それはそれとして、『ウルトラマンZ(ゼット)』の今後がウルトラ楽しみで仕方ありません。年末まで欠かさず、ハルキやストレイジ、そしてウルトラマンZ(ゼット)の物語を見届けたいと思っているのでございます!

 

 

 


6/20(土)~新番組『ウルトラマンZ(ゼット)』スペシャルムービー【初公開映像満載!】